デスクトップユーザーがノートパソコンに乗り換えようとした時に躊躇してしまう理由のひとつが「ディスプレイの大きさ」です。
ノートパソコンのモニターサイズは大きくても17インチなので、24型とか27型といった大画面に慣れてしまうと表示領域の狭さが不便に感じてしまいます。
そこでおすすめしたいのが『マルチディスプレイ』です。
ノートパソコンに2台の外部ディスプレイを接続すれば、ノートパソコンの画面と合わせて3画面のマルチディスプレイ環境が完成します。
外部ディスプレイに大画面の4Kディスプレイを接続すれば、作業効率を大幅にアップさせることが可能になります。
そこで今回はマルチディスプレイを実現するためのノートパソコンの選び方についてご紹介したいと思います。
マルチディスプレイのためのノートパソコンの選び方
ノートパソコンをマルチディスプレイ化するには、外部モニターを接続するための映像出力ポートが必要です。
映像出力ポートにはHDMI、VGA、DVI、DisplayPort、Thunderbolt3などがありますが、これからマルチディスプレイを前提にノートパソコンを検討するのであれば4K出力に対応したHDMIポートとThunderbolt3が搭載されたモデルがオススメです。
これらが搭載されたノートパソコンであれば、パソコン本体の画面とは別に4K対応の大画面ディスプレイを接続することが可能になります。
例えば以前ご紹介したマウスコンピューターのG-Tune P3にはHDMIポートとThunderbolt3が搭載されているので、4Kの大画面ディスプレイを2台接続することが可能です。
もしもこれらが搭載されていないノートパソコンの場合は『USBディスプレイアダプター』を使うことでマルチディスプレイ化することも可能です。
その他の要件としてはマルチディスプレイ化しても安定した動作をさせられるだけのスペックですね。
映像出力ポートがあれば複数のディスプレイに画面表示をさせることは可能ですが、パソコンのスペクが低いと映像がカクついてしまったり動作速度が遅くなってしまいます。
なのでスペックの低いパソコンでのマルチディスプレイはおすすめできません。
フルHD以上のディスプレイを2台接続して最大3画面のマルチディスプレイ環境を作るのであればCPUはCore i5以上、メモリは8GB以上のスペックがあれば安心です。
まとめ
動画を作るクリエイターやデイトレーダーの世界では当たり前のマルチディスプレイですが、これを知れば一般ユーザーでも世界が変わります。
モニターを追加するわずかなコストで作業効率が大幅にアップしますので、ぜひマルチディスプレイ環境を作ってみてくださいね!