動画編集が身近な存在になってYoutuberがどんどん増殖していますね。
Youtuberがスゴイなと思うのは、必ずしもプロ級じゃなくても良いというところです。
例えば歌の動画を見ていると、人気が高いのはプロ級のボーカリストによる歌唱指導のチャンネルだけではないことがわかります。
おもしろい替え歌で人気を集める人や、音痴をウリにしている人まで様々です。
つまり今は誰でも人気者になることができるし、それによって副収入を得るチャンスがあるということなのですね。
そこで必要になるのが『クリエイターパソコン』です。
動画の撮影は高性能なカメラを持つスマホ(iPhone等)があれば十分ですが、動画編集となるとスマホの小さな画面ではクオリティの高い動画に仕上げることができません。
さらにクオリティの高い動画を作成するには動作の重い専用ソフトを使用する必要があるので、編集作業を快適にするためにはマシンパワーも重要になります。
そこで今回は、来年から動画編集デビューしたい人向けにおすすめのノートパソコンを紹介したいと思います。
動画編集に必要なノートパソコンのスペック
動画編集というのはパソコン作業の中でもかなりスペックを必要とするものなので、絶対に抑えておきたいポイントというのがいくつかあります。
これを知らずにパソコンを購入してしまうと快適な編集作業ができないどころか、動画編集ソフトを動かすことすらできないということにもなり兼ねません。
なので動画編集デビューする前にしっかりとチェックしておいてください。
動画編集用パソコンの為のCPU、メモリ、ストレージ!
パソコンの基本スペックで最も重視するのはCPU、メモリ、ストレージの3点です。
すべて最高性能で揃えれば何も心配することはないのですが、それだと予算がいくらあっても足りませんね。
そこで今回は【Youtube動画を快適に編集することができる】という目線でオススメのスペックを紹介してみたいと思います。
項目 | スペック |
CPU | インテル Core i7 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB以上 |
CPU、メモリ、ストレージは快適作業に最も影響を与える部分なので、この3つは妥協しない方が良いでしょう。
特にメモリは動作速度に直結するので要注意です。
CPUは最新であればCore i5でも問題ありませんが、Core i7を選んでおいた方が長く快適に編集作業をすることができます。
動画編集するならディスプレイは大きめの方が安心!
動画編集作業はすべてディスプレイ上で行うので、大きめのサイズの方が作業が捗ります。
具体的には15.6型のフルHD以上のサイズであれば快適な作業が可能です。
外部モニターを接続する前提であれば13.3型のコンパクトなノートパソコンを選ぶのもアリですね。
2Kや4Kに対応したディスプレイの方がいいんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、Youtubeに投稿する動画の編集であればフルHDで十分です。
あとは発色の良さや視野角の広さがポイントになります。
動画編集用パソコンにもグラボは必要?
結論から言うと『絶対必要!』です。
グラボがあるかどうかで作業の快適性がまったく違います。
とはいえゲーム用の超高性能グラボが必要というわけではありません。
動画編集や写真編集であればミドルレンジのグラボで十分な仕事をしてくれます。
動画編集用PCのチェックポイント
・CPUは最新のCore i7
・メモリは16GB
・ストレージは大容量のSSDを
・ディスプレイは15.6型のフルHD
・グラボはミドルレンジでOK
ラップトップマガジンおすすめBEST3
HP ENVY 15-ep
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Pro 64ビット |
CPU | インテル Core i7-10750H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti with Max-Q design |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD : 512GB |
ディスプレイ | 15.6型 フルHD IPS タッチ対応 |
おすすめ度 |
第10世代インテルCore iシリーズの上位モデルであるCore i7-10750Hを搭載し、メモリは16GB、ストレージは高速なSSD512GBと、Youtube動画編集に最適なスペックとなっています。
このスペックであればYoutube動画の編集も快適に行うことができますので、複数のソフトを稼働させたり編集しながら配信したりもノンストレスです。
HPはサポート体制も充実していて長い目で見ても間違いなくオススメできる一台です。
ちなみにYutube動画メインであれば一番安い「パフォーマンスモデル」で十分なスペックですが、4K動画を編集するなどもっと上のモデルを求める場合はGeForce RTX 2060を搭載した「パフォーマンスプラスモデル」や、さらに上にはCPUにCore i9-10885Hを搭載した「クリエイターモデル」を選択することも可能です!
関連記事HP ENVY15 クリエイター向けノートパソコンを徹底解剖
ASUS ZenBook Pro Duo 15 OLED UX582LR
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-10870H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPU(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB (PCI Express 3.0 x4接続) |
ディスプレイ | メインディスプレイ 15.6型 OLED (有機EL) グレア 解像度:3,840×2,160ドット (UHD) タッチパネル搭載 セカンドディスプレイ |
オススメ度 |
ASUS ZenBook Pro Duo 15 OLED UX582LRの特徴は何といってもセカンドディスプレイ「ScreenPad™ Plus」!
キーボード上部に備えた14型の2つ目のディスプレイがあれば、ノートパソコン1台でディアルディスプレイ環境を構築することができます。
動画編集ソフトであるAdobe PremiereProやAfterEffectsにも対応しているので、作業環境を自由にカスタマイズして効率よく動画編集をすることができます。
さらにグラボには8GBのNVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPUを搭載しており、HDMIと2つのtype-C端子で最大5画面の作業環境が実現可能に!
特にビジネスとして動画編集をする人や、本格的にYoutuberとして活動していく人なら作業効率が命です。
メモリも標準で32GBの大容量なのでカスタマイズに悩むこともありません。
スペックで言えば最強のクリエイターノートパソコンとも言えるのですが、これだけのスペックだけあって少しお高めなのでオススメ第2位となりました。
DAIV-5N
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-10870H |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Laptop GPU |
メモリ | 16GB(最大64GB) |
ストレージ | 512GB NVMe対応 |
ディスプレイ | 15.6型 WQHDノングレア (LEDバックライト) |
オススメ度 |
CPUは8コア16スレッドの第10世代インテルCore i7-10870H、GPUにGeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載したモデルです。
これだけのスペックがあればYoutube動画の編集はヌルヌル快適でストレスを感じることはありません。
背面にはHDMIとUSD type-Cのインターフェイスが用意されているので、4Kの外部ディスプレイを用いたマルチモニター環境の構築も容易です。
フルHD~4Kまでの動画編集を快適に作業したいというユーザーにおすすめのノートパソコンです。
まとめ
今回は『目指せYoutuber!動画編集デビューにおすすめのノートパソコン』というテーマで3つのノートパソコンをご紹介させて頂きました。
10分の動画を作るのに1時間以上かかるのが当たり前といった動画編集の世界ですから、少しでも快適に動作するパソコンを選ぶというのは基本中の基本になります。
今回ご紹介させて頂いた3機種は動画編集クリエイターにも人気の高いモデルなので、予算や用途に合わせてチョイスしてみてくださいね!