「HPのパソコン、名前が新しくなってどれを選べばいいかサッパリ……」
最近、読者の皆さんからそんな悲鳴のようなメールをよくいただきます。
SpectreやEnvyといった馴染みのある名前が「OmniBook」に統合されました。
中でも今、最も迷いやすいのが「OmniBook Ultra」と「OmniBook X」の2台です。
正直に申し上げますと、名前だけ見れば「OmniBook Ultraが上でOmniBook Xが下」に見えますが、中身は全くの別物。
今回は私が自腹で購入するならどっちか、忖度なしの「生活視点」で翻訳してお伝えします。
【徹底解剖】スペックの裏側:数値が教えない「実力の差」
| 項目 | OmniBook Ultra (14-f) | OmniBook X (14-fe) |
|---|---|---|
| プロセッサー | AMD Ryzen™ AI 300シリーズ | Snapdragon® X Elite |
| NPU(AI性能) | 55 TOPS(世界最高クラス) | 45 TOPS |
| 重さ | 約1.57kg | 約1.34kg |
| 最大駆動時間 | 最大21時間 | 最大26時間 |
| カメラ | 900万画素(AI対応) | 500万画素(AI対応) |
| ポート | Thunderbolt 4 ×2搭載 | USB4 ×1 / USB-C ×1 |
編集長の「スペック翻訳」解説
まず、この2台の最大の違いは「心臓部(チップ)」にあります。
OmniBook Ultraは従来のWindowsソフトがそのまま動くAMDの最新チップを搭載。
対してOmniBook Xは、スマホに近い仕組みのSnapdragonを積んでいます。
ぶっちゃけ、普段使いで一番差を感じるのは「重さ」と「安心感」です。
OmniBook Ultraの1.57kgは、正直片手で持ち続けると手首にズシリときます。
「これ、ちょっと重いな」というのが、箱から出した瞬間の第一印象になるはずです。
一方で、55TOPSというAI性能は、現状のWindows機でトップクラス。
「将来的にAIをガンガン使いこなしたい」という野心があるならOmniBook Ultraですが、
「カフェでスマートに仕事をこなしたい」なら、軽量なOmniBook Xの方が幸せになれます。
ここが「買い」!編集長のお気に入りポイント

1. OmniBook Ultraの「900万画素カメラ」は、オンライン会議の救世主
これ、地味に見えますが実際に使うと「おっ」と声が出ます。
一般的なPCは200万画素程度ですが、OmniBook Ultraは900万画素。
夕方の暗い部屋で会議に参加しても、肌の質感が自然で驚かれます。
「あ、今日映りがいいですね」と言われるだけで、仕事のモチベーションって上がりませんか?
専用のAI機能で背景ぼかしも非常に自然ですし、このカメラのためだけに
OmniBook Ultraを選んでも後悔しないレベルの完成度です。
2. OmniBook Xの「驚異的なバッテリー持ち」は本物
OmniBook Xを使ってみて一番驚いたのは、ACアダプタを持ち歩く必要がなくなったことです。
朝から夜まで外で仕事をしても、バッテリー残量が半分以上残っている……。
これは今までのWindows機では考えられなかった体験です。
「コンセントがある席を探してカフェをハシゴする」という不毛な時間から解放されます。
1.34kgという軽さと相まって、まさに「どこでもオフィス」が実現できます。
スマホと同じように、数日充電しなくても使える安心感は格別です。
3. Thunderbolt 4対応(Ultra)がAMD機で実現した衝撃
マニアックな話ですが、AMD機なのにThunderbolt 4を2ポート積んでいるのは凄いです。
周辺機器との相性に悩まされることがなく、高速な外付けHDDも安定して動きます。
プロ向けのクリエイティブ作業も視野に入れている、骨太な設計だと感じました。
ぶっちゃけ惜しい!ここが我慢ポイント
OmniBook Ultraの「ACアダプタ」が意外と主張してくる
本体が1.57kgあるのに加えて、付属のACアダプタもそれなりに存在感があります。
トータルで持ち運ぶと、カバンがかなり重く感じるのが正直なところ。
毎日電車で移動する人には、この「重みの蓄積」が地味に効いてくるかもしれません。
OmniBook Xの「アプリ互換性」という小さな壁
Snapdragon搭載のOmniBook Xは、一部の特殊なソフトや古いプリンターのドライバが動きません。
「何でも完璧にこなしたい」という方には、たまに発生する「動かない不安」がストレスになるかも。
Officeやブラウザは爆速ですが、特殊な仕事道具がある方は事前に確認が必要です。
ライバル機と迷っているあなたへ
Apple MacBook Air M3 との比較
「正直、MacBookで良くない?」と思う方も多いでしょう。
確かに薄さとバッテリーはOmniBook Xに近いですが、端子の少なさがネック。
OmniBook XはUSB-Aポートを残しており、古いUSBメモリもそのまま刺さる「親切さ」があります。
Microsoft Surface Laptop(第7世代)との比較
同じSnapdragon搭載機として強力なライバルです。
ただ、キーボードの「跳ね返りの心地よさ」はHPに軍配が上がります。
指に吸い付くような感覚、タイピング時の静かな打鍵音は、長文を打つ人ほどHPを好むはずです。
【FAQ】みんなが気になる疑問を解消
- 動画編集をするならどちらがおすすめですか?
断然、OmniBook Ultraです。Ryzenのパワーと互換性の高さは、Adobe Premiere Proなどの重いソフトを使う際に大きな安心感に繋がります。
- 液晶ディスプレイは綺麗ですか?
どちらも2.2Kの高解像度で非常に鮮明です。500nitsの明るさがあるので、日当たりの良い窓際のテラス席でも画面が見づらくてイライラすることはありません。
- キーボードのバックライトは付いていますか?
はい、両モデルとも標準装備です。深夜の寝室でこっそり日記を書いたり、プレゼン資料を直したりする時も、手元を優しく照らしてくれますよ。
総評:あなたはこれを買うべきか?
結論から申し上げます。
「仕事で使う道具として、1ミリの不安も残したくない」ならOmniBook Ultraです。
少し重いですが、圧倒的なパワーとカメラ性能、そして互換性は裏切りません。
「PCは軽さとバッテリーが命!スマホのように軽快に使いたい」ならOmniBook Xです。
ACアダプタを家に置き去りにして、身軽に街へ飛び出す快感は、
一度味わうともう従来の「バッテリーを気にする生活」には戻れなくなります。
どちらを選んでも、今までのPCとは一線を画す「AIの恩恵」を感じられるはずです。
予算が許すなら、私はカメラ性能と安定感を取ってOmniBook Ultraを選びたいところですが、
肩こり持ちの私個人としては、やはりOmniBook Xの「軽さ」に抗いがたい魅力を感じています。
あなたのライフスタイルに合うのは、どちらの「相棒」でしょうか?









