2018年10月16日に新型Surface Laptop 2が発売されることになりました。今回は2代目になって何が変わったのか、どう進化したのかについて書いてみました。
初代Surface Laptopとの違いをチェック
まず気になるのは初代と2代目の違いです。スペックや外観を含めて何が変わったのかをまとめてみます。
CPUが第8世代Core i5/i7にグレードアップ
2018年10月発売のSurface Laptop 2には第8世代Core i5-8250UまたはCore i7-8650Uが搭載されています。
第7世代Core i5-7200U | 第8世代Core i5-8250U | 第8世代Core i7-8650U | |
コア/スレッド数 | 2コア4スレッド | 4コア8スレッド | 4コア8スレッド |
動作クロック | 2.5-3.1GHz | 1.6-3.4GHz | 1.9-4.2GHz |
Pass Markスコア | 4690 | 7584 | 9059 |
これにより初代Surface Laptopと比較して約162%~193%もパワーアップしていることになります。またコア数とスレッド数が2倍になっているので使用ソフトによってはそれ以上の体感速度の上昇を感じられるはずです。
標準でメモリ容量8GBにグレードアップ!16GBモデルもあり
Surface Laptop 2では標準でメモリ容量が8GBになりました。初代は4GBだったので単純に2倍にパワーアップです。メモリが2倍になっているのにお値段据え置きとは驚きです。
メモリは16GBを選択することもできます。ハイスペックを求めるユーザーにはオススメ。
ストレージは1TBまで選択可能に
Surface Laptop 2ではストレージが128GB、256GB、512GB、1TBの4つから選択することができるようになりました。初代は最大でも512GBまでだったので、大容量ストレージを待っていたユーザーには喜ばしいですね。
注意ポイント
カラー、メモリ、CPUの組み合わせによって選択できるストレージに違いがあります。例えば1TBのストレージ構成にしたい場合はカラーを『プラチナ』、メモリを『16GB』、CPUを『Core i7』の組み合わせにしないと選択できません。
外観やその他のスペックは据え置き
カラー展開はブラックを加えて4種類になりましたが、それ以外の部分は初代そのままのようです。ディスプレイの解像度から外部ポートの構成、バッテリー駆動時間に至るまで初代と同じスペックになっています。
外観は据え置きでCPU・メモリ・ストレージといった心臓部のブラッシュアップを行ったバージョンアップということになります。
Surface Laptop 2のラインナップ
Surface Laptop 2の構成の組み合わせパターンは以下の通りです。
CPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
Core i5-8250U | 8GB | 128GB | 136,944円 |
Core i5-8250U | 8GB | 256GB | 158,544円 |
Core i7-8650U | 8GB | 256GB | 206,064円 |
Core i7-8650U | 16GB | 512GB | 280,584円 |
Core i7-8650U | 16GB | 1TB | 341,064円 |
ただしカラーによって選択できる構成が変わる点には注意してください。
まとめ
2018年の新型Surface Laptop 2は外観に大きな変更がなかったためマイナーアップデートとも言えますが、CPUが第7世代から第8世代に変わったことでPCとしての実力はかなりパワーアップしています。
しかも特筆すべきは価格据え置きという点。
2倍近いパワーアップをしているにも関わらず価格は初代から変わっていません。
Appleブランドにも負けないSurfaceブランドの最新ノートパソコンが15万円以下から購入できるとなると、新規ユーザーはもちろん初代からの買い替えユーザーにとっても満足度の高い一台になるのではないでしょうか。