LenovoのYOGAシリーズといえば用途に合わせてノートパソコンのように使ったりキーボードを360度回転させてタブレットのように使ったりできる少し変わったモデルです。キーボードが脱着できる2in1モバイルノートとは違ったスタイルのノートパソコンですね。今回はそんなYOGAシリーズのフラッグシップモデルとなるYOGA920を紹介したいと思います。
Lenovo YOGA 920のスペック
Core i7 搭載モデル | Core i5 搭載モデル | |
CPU | インテル Core i7-8550U | インテル Core i5-8250U |
メモリ | 16GB | 8GB |
ストレージ | 512GB (PCIe NVMe/M.2) | 256GB (PCIe NVMe/M.2) |
OS | Windows 10 Home 64bit | |
ディスプレイ | 13.9型 Ultra HD IPS液晶 (3840x2160) マルチタッチ対応(10点) | 13.9型 FHD IPS液晶 (1920x1080) マルチタッチ対応(10点) |
外部インターフェイス | USB3.1(Type-C) × 2USB3.0 × 1 | |
通信機能 | IEEE802.11ac/a/b/g/nBluetooth v4.1 | |
センサー | 光センサー加速度センサー指紋センサー | |
カメラ | 前面:HD 720p カメラ | |
付属品 | Bluetooth Active Pen Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス(※オプション) | |
バッテリー駆動時間 | 約 10.3時間 | 約 14.6時間 |
サイズ | 約 323 mm x 223.5 mm x 13.95 mm | |
重量 | 約 1.37kg |
Lenovo YOGA 920にはCPUに第8世代Core i7を搭載したモデルと第8世代Core i5を搭載したモデルの2タイプがあります。
上位モデルはCore i7-8550Uに加えてPCIe接続のSSD512GBにメモリ16GBというハイスペック。重量級の作業が必要なビジネス用途でも快適に動作するスペックです。ディスプレイにもウルトラHDのIPS液晶が搭載されているので写真や映像をMacBookProのように鮮明に描画してくれます。
下位モデルは第8世代Core i5-8250UにPCIe接続のSSD256GBにメモリ8GBというスペックです。これからのミドルクラスのノートパソコンの標準になりそうなスペックですね。とはいえ第8世代のCore iシリーズCPUは第7世代に比べて大幅にスペックアップしています。
下位モデルに搭載されているCore i5-8250Uはi5シリーズでありながら第7世代のCore i7-7500Uを大幅に上回るスペックです。これは第8世代になってノートパソコン用のCore iシリーズCPUがディアルコア(2コア)からクアッドコア(4コア)になったためです。
なので、Core i5搭載の下位モデルと言いながらもこれまでのフラッグシップモデルを上回る処理速度を持っていますので、一般的な作業から重量級の作業まで快適にこなすだけのパワーがあるということになります。
ただしLenovo YOGA 920のメモリはオンボードで増設ができない仕様になっている点は注意が必要です。下位モデルを買って後からメモリを16GBに増設するということはできないので、重い処理を必要とするのなら最初からメモリ16GB上位モデルを購入した方が良いでしょう。
Lenovo YOGA 920の外観
Lenovo YOGA 920は最近の流行をおさえた極細ベゼルを採用した薄型ノートパソコンです。折りたたんだ状態での厚みはわずか13.95mmなので薄型モバイルノートパソコンの中でも薄い方ですね。アルミボディは高級感もバッチリです。
ディスプレイサイズは13.9型とモバイルノートPCで多い13.3型に比べて少しだけ大きめのサイズになっています。ですが極細ベゼルのおかげで本体サイズは他の13型ノートパソコンとほぼ同じです。Core i7を搭載した上位モデルはウルトラHDディスプレイになっているので写真や動画を扱うならぜひ押さえておきたいですね。
また、ディスプレイにはフラットで頑丈なゴリラガラスが使われているので、低価格帯のノートパソコンよりも鮮明な印象が強くなっています。
Lenovo YOGA 920最大の特徴はこれ。
360度まで開くヒンジのおかげで普通のノートパソコンではできない使い方ができるようになっています。普通に開けばノートパソコンとして使えますし、キーボードを裏返せばタブレットのように使えます。Windows Inkに対応しているのでスケッチブックのように絵を描いたりプレゼンにも便利ですね。その他、スタンドやテントといった使い方なら映画や動画を見たりするのに便利です。
指紋センサーはキーボードの右下に配置されています。Windows Hello対応なのでパスワードを使わずに安全にログインすることができます。これも持ち運びを前提としたモバイルノートでは標準になりつつある機能ですよね。
Lenovo YOGA 920のカラーはプラチナ(左)とブロンズ(右)の2種類で、上位モデルも下位モデルも同じです。背面に『YOGA』のロゴを配置したシンプルなデザインですね。
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Lenovo YOGA 920はタブレットのような使い方もできるちょっと変わったノートパソコンです。2in1と違ってしっかりとしたキーボードが使えるので、メインはノートパソコンとして使うけどたまにタブレット的な使い方をしたいというユーザーにオススメです。
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