ASUSのTransBookMiniは10.1インチサイズの2in1タブレットPCです。TransBookシリーズにはCPUにATOMを搭載したエントリーモデルからCore i7を搭載したハイスペックモデルまでがラインナップされていますが、今回はATOMを搭載したエントリーモデルのT102HAを紹介してみたいと思います。
TransBookMiniはSurfaceProそっくりの外観がイケてる!
写真を見てもわかるとおりTransBookMiniのT102HAはSurfaceProにそっくりです。
マグネシウム、アルミニウム合金のフルメタルボディでチープな感じは一切ありませんし、キックスタンドの仕上がりや付属のキーボードを見てもSurfaceProにまったく引けを取りません。
背面のASUSのロゴもカッコイイですね。
2in1タブレットPCはモバイル用途で使うことが多いと思いますが、TransBookMiniT102HAはキーボードを含めても約790gと軽量なので持ち運びも軽快です。
TransBookMiniT102HAは本体にキックスタンドが付いていてタブレット単体で立てて使用することもできますから、YouTubeなどの動画を見る際にも使いやすくなっています。
SurfaceProは最大165度までキックスタンドを調整できますが、TransBookMiniT102HAも155度まで無段階で調整することができるので、この点でも見劣りすることはありません。
細部まで安っぽさは一切なく5万円以下で購入できるとは思えない仕様になっています。
TransBookMini T102HAに搭載されているAtom x5-Z8350とその他のスペックは?
今回紹介しているT102HAというモデルに搭載されているのはAtom x5-Z8350というCPUです。
Atom x5-Z8350は定格クロック1.44GHzのクアッドコアで、ターボブースト時は1.92GHz、グラフィックにはHD400が搭載されています。
PASSMARKのベンチマークスコアは1300で負荷の高い処理には向いていませんが、ネット・メール・動画閲覧といった処理なら難なくこなせるスペックです。
ATOMといえば初期の頃は使えないCPUと言われていましたが、最近ではCeleronシリーズとさほど変わらない位のスペックになっているので、ライトユーザーならストレスを感じることなく使えるようです。
その他のスペックも見てみましょう。
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | インテル® Atom™ x5-Z8350 プロセッサー 動作周波数:1.44GHz (インテル® バースト・テクノロジー対応:最大1.92GHz) キャッシュメモリ:インテル® スマート・キャッシュ 2MB |
ディスプレイ | 10.1型ワイドTFTカラータッチスクリーン ワイドビュー液晶 表面仕様:グレア タッチパネル:搭載 |
解像度 | 1,280×800ドット (WXGA) |
グラフィック | インテル® HD グラフィックス (CPU内蔵) ビデオメモリ:メインメモリと共有 外部ディスプレイ出力:最大1,920×1,080ドット |
メモリー | 4GB:DDR3L-1600 |
ストレージ | 64GB eMMC |
カメラ | 192万画素(インカメラ) |
サウンド | ステレオスピーカー内蔵 |
サイズ | タブレット:幅259mm×奥行き170mm×高さ8.2mm タブレット+キーボードカバー:幅259mm×奥行き170mm×高さ13.9mm |
バッテリー駆動時間 | タブレット:約12.6時間 タブレット+キーボードカバー:約12.5時間 充電時間:3.5時間 |
重量 | タブレット:約540g タブレット+キーボードカバー:約790g |
office | Microsoft Office Mobile |
無線通信 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth® 4.1 |
インターフェイス | 外部ディスプレイ出力:microHDMI (タイプD) ×1 USBポート:USB3.0×1、microUSB×1 カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
アクセサリ | USB ACアダプターセット、製品マニュアル、製品保証書、スタイラスペン(ASUS Pen) |
センサー | 加速度センサ、磁気センサ、指紋認証 |
メモリは4GB、ストレージは64GBのeMMCとなっています。
ノートパソコンと違ってタブレットPCの場合は基本的に増設ができない点に注意が必要です。SDカードスロットがあるのでメモリカードを上手に使ってタブレット側のストレージの空き容量に気を配るようにしましょう。
ストレージに使われているeMMCというのはSSDと同じフラッシュメモリを使った記憶領域ですが、サイズが小さく消費電力が少ないという特徴がありバッテリー駆動時間を延ばすことができるというメリットがあります。
スピードに関してはHDDより圧倒的に早くSSDよりはやや遅いeMMCですが、そもそも64GBで大量の読み書きをすることはありませんので実際の使用でスピード不足を感じることはありません。
インターフェイスの拡張性も十分です。
なにげに指紋センサーが搭載されている点も見逃せません。生体認証ログインに対応しているのでパスワードを入力しなくてもサクっとログインできるのがうれしいですね。
TransBookMiniのT102HAとR106HAの違いは?
TransBookMiniには今回紹介しているT102HAとそっくりのR106HAという型番のものがあります。この2機種は以下の部分を除いてほぼ同じ仕様となっています。
T102HA | R106HA | |
メモリー | 4GB | 2GB |
アクセサリー | ASUS PEN | - |
キーボードカラー | ブルー(水色) | オレンジ |
ネット通販サイトで確認するとこの2機種の実売価格はほぼ同じですが、今回紹介しているT102HAの方がメモリが2倍でASUS Penも同梱されいます。
外観上はキーボードカラーが異なりますがメモリの2GBと4GBでは日常の動作でもはっかりわかるレベルで違いが出ますし、ASUS PENは別売りで買うと6,980円かかります。
ですのでこの2機種で選ぶのならメモリ4GBのT102HAがオススメということになります。
まとめ
TransBookMini T102HAはキーボードやASUSペンも付いて5万円以下という非常にお買い得な2in1タブレットPCです。
ストレージが64GBなのでメインパソコンとしてガンガン使うのは厳しいですが、モバイル用途でネット・動画閲覧・オフィスソフトの操作がメインであれば必要十分なスペックを兼ね備えています。
コスパ重視の2in1タブレットなら文句なしでオススメです!
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