AcerのSwift1はハイスペックを必要としないライトユーザーにぴったりのノートパソコンです。Swift1はネット閲覧や動画視聴が快適にできるスペックと長時間のバッテリー駆動、そして何よりMacBookを思わせる薄くてイケてる外観です。今回は価格もお手頃なこの機種を紹介したいと思います。
Acer Swift1はライトユーザーが満足できるモバイルノートパソコン
SurfaceBook2やMacBookの人気を見ればわかりますが、現在のモバイルノートパソコン市場の主流は13インチサイズです。1.5kg以下の13型ノートパソコンは持ち運びで負担を感じることはありませんし、画面サイズも十分で作業がしやすいのが人気の理由です。
しかしこのサイズのノートパソコンはどちらかというとハイスペックな展開が多く、低価格帯となると15インチが主流になっていました。
そこで出てきたのがAcerのSwift1です。
たしかにSwift1はSurfaceBookなどに比べるとスペックは抑えられています。しかしネットを見たりYoutubeなどの動画を快適に視聴するという用途であればなんら不満のないスペックは備えています。
早速Swift1のスペックを見てみましょう。
Acer Swift1 | |
OS | Windows 10 Home 64 bit |
CPU | インテル Celeron プロセッサー N3350 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
ディスプレイ | 13.3型(フルHD1920×1080 IPS ) |
カードスロット | SDカードリーダー |
webカメラ | HD Webカメラ |
光学ドライブ | なし |
ワイヤレス機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac 準拠 Bluetooth® 4.0 準拠 |
外部インターーフェイス | USB 3.0 ポート x2 USB Type-C ポート x1 USB 2.0 ポート x1 ヘッドフォン/スピーカー・ジャック x1 HDMI 出力 ポート (HDCP対応) x1 |
指紋認証 | あり |
オフィスソフト | KINGSOFT Office 2013 Standard |
バッテリー駆動時間 | 約10時間(42Wh 3770mAh 3セル リチウムポリマー) |
サイズ | 約14.95 mm x 319.5 mm x 225.0 mm |
重量 | 約1.3 kg |
CPUに採用されているCeleron N3350はPASSMARKのベンチマークテストのスコアは【1159】となっています。ミドルスペックのノートパソコンに採用されているCore i5-7300Uのスコアが【4773】なので、比較してみるとおよそ1/4のCPUパワーということになります。
1/4というとパワー不足が心配になるかもしれませんが、Swift1はあくまでもライトユーザー向けのノートパソコンです。3Dゲームや動画編集をバリバリやるにはパワーが足りませんが、ネットや動画を見るといった用途であればCeleron N3350で十分にこなせます。
またSwift1には標準でオフィスソフトが搭載されているのにも注目です。低価格帯のノートパソコンなのでマイクロソフトのオフィスではなく、キングソフトのオフィスになっています。
キングソフトのオフィスもマイクロソフトのオフィスと互換性があるので、書類やレポートを作成したり家計簿や表計算のようなことも難なくできます。また、完ぺきではないもののマイクロソフトオフィスで作成した資料とキングソフトオフィスで編集したりすることもできるので、ビジネス用途でなければ不満を感じることはないでしょう。
MacBookを思わせる高級感のある外観と指紋認証などのセキュリティもポイント高し
Swift1は低価格帯にありがちなチープな印象は一切ありません。
外観は海外ブランドらしいシンプルながら高級感のある仕上がりで、本体の厚みは14.95mmとMacBookPro(厚さ14.9mm)に肉薄しています。
さらにセキュリティーも万全です。
キーボード右下部分にある指紋認証リーダーに触れるだけでサインインできる「Windows Hello」に対応しています。持ち運びを前提としたモバイルノートパソコンですからセキュリティはしっかりしているにこしたことはありません。
薄型ノートパソコンですがバッテリー駆動時間が最長10時間もあるのも高ポイントですね。外出先でバッテリーを気にしたりモバイルバッテリーのお世話になることもないでしょう。
また、Swift1は低価格帯のモバイルノートパソコンでありながらフルHD(1980*1080)のIPS液晶ディスプレイが採用されているのは素晴らしいですね。まさにネット閲覧や動画視聴にピッタリのモデルと言えるのではないでしょうか。
ちなみにSwift1のストレージはSSDではなくeMMCとなっています。
eMMCはSSDと同じフラッシュメモリーを利用したストレージですがSSDとは接続インターフェイスが異なります。その為、SSDに比べると読み込みや書き込みの速度がやや遅くなってしまいます。とはいえHDDに比べると圧倒的な速さがあるので、SSDに近い感覚で使用することができるでしょう。
ちなみにeMMCはSSDよりもさらに消費電力が小さく同じ容量であればeMMCの方がサイズが小さいという特徴があります。その為、小型のノートパソコンやタブレットPCなどではよく採用されているのです。
まとめ:Acer Swift1はこんなユーザーにオススメ!
Acer Swift1は決してハイスペックなモバイルノートパソコンではありません。3Dゲームや動画編集、音楽制作のようなことをしたいユーザーにとってはパワー不足です。
しかし大抵のユーザーはそこまでの作業はしませんよね。ということでSwift1をオススメしたいのは以下の3つが当てはまるユーザーです。
- 必要にして十分なちょうど良いスペック
- フルHDディスプレイで快適に動画を視聴したい
- 薄くて軽い高級感ある外観
この3つに当てはまるならSwift1は良い相棒になるはずです!