ポイント
- VRゲームに興味があるんだけど・・・
- VRゲームってノートパソコンでもできるの?
- VRが快適に楽しめるパソコンのスペックを知りたい
VRゴーグル単体よりもクオリティの高いコンテンツが楽しめるVRゲームですが、低スペックなパソコンでは十分にVRの臨場感を体感することができません。
この記事ではVRゲームが快適に動作するゲーミングノートパソコンについて解説します。これを読めばVRゲームにちょうど良いスペックがわかるので、無駄に高額なパソコンに買い替える必要はなくなりますよ!
VRゲームは普通のゲームに比べると要求スペックが高いものの、極端なハイスペックを求められるというわけではありません。
PCVRを快適に楽しむならスペックに注意が必要!
スタンドアロン型でありながらPCVRのゴーグルとしても人気の高いOCULUS Quest 2の公式サイトを見ると、必要スペックは下記のように記載されています。
項目 | 必要スペック |
CPU | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X or greater |
GPU | GTX1060以上 |
メモリ | 8GB以上 |
OS | Windows 10 |
USBポート | USBポート×1 |
これを見ると低スペックノートPCでも動きそうな感じがしますよね?
ですがちょっと待ってください!
これはあくまでもPCVRを動作させるための最低動作環境だと考えておくべきなのです。
実際にVRゲームを動かすとなると、ゲーミングパソコンを検討するのと同じようにゲームの内容や求める快適性などによって、高いスペックが要求されることになります。
そこで2021年11月21日時点のstermの売り上げランキングから、2021年にリリースされたVRゲームのシステム要件をチェックしてみましょう。
ゲームタイトル | CPU | GPU | メモリ |
After the Fall® - Launch Edition※ | Intel i5-7500 / Ryzen 5 1600 | NVIDIA GTX 1060 / RX 580 | 12 GB RAM |
レジェンダリーテイルズ | Intel Core i7-4790 / AMD Ryzen 1700X | NVIDIA GTX 1080 / AMD RX 5700XT | 16 GB RAM |
Demeo※ | Intel Core i5-4590/AMD FX 8350 | NVIDIA GTX 1050 Ti / AMD Radeon RX 470 | 8 GB RAM |
IRON REBELLION※ | Intel Core i5-4590 / AMD FX 8350 | GeForce GTX 970 / Radeon RX 580 | 8 GB RAM |
Lust for Darkness VR: M Edition | Intel i7-7700K | NVIDIA GTX 1080 / AMD Radeon RX 5700 | 8 GB RAM |
Cooking Simulator VR | Intel Core i7-9700K | NVIDIA GeForce GTX 1080 | 16 GB RAM |
FOREWARNED | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X | NVIDIA GTX 970 or AMD Radeon R9 290 | 8 GB RAM |
Myst | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X | NVIDIA GTX 1070 / AMD Radeon Vega 56 | 16 GB RAM |
Alien Abduction Experience PC HD | Intel Core i7-6800 | AMD Fury or NVIDIA GTX 1070 | 16 GB RAM |
※印のタイトルは最低環境を記載。それ以外は推奨環境を記載しています。
いかがでしょうか?
「ちょっと待ってください!」とは言ったものの、それほどハイスペックを要求されるということでもありませんでした。
しかし今後は新しいVRゲームがどんどんリリースされていくでしょうから、ある程度余裕のあるスペックのPCでないと長く快適に楽しむということができなくなってしまいます。
そこでラップトップマガジンがオススメするVRゲームを快適に楽しむノートパソコンのスペックがこちら。
項目 | スペック |
CPU | 第11世代Intel Core i5以上 / AMD Ryzen 5以上 |
GPU | GeForce RTX3060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | |
OS | Windown10~ |
まず最初にCPUですが、ここはケチらず最新世代のCore i5以上を選んでおくと安心です。
VRゲームはもちろん、その他の様々なパソコン作業でも最も重要になるパーツです。
もし予算に余裕がある場合はCore i7を選ぶと良いでしょう。
次にGPU(グラフィックボード)ですが、多くのVRゲームタイトルはNVIDIA GTX1080以上あれば快適に動作します。
GTX1080は2世代前のハイエンドGPUですが、RTX20シリーズでいえばGeForce RTX2060がほぼ同等以上のスペックを持っています。
さらに新しいRTX30シリーズならGeForce RTX3050Tiでも近いスペックがありますし、ワンランク上げてGeForce RTX3060を選択すればGeForce GTX1080のスペックを上回ります。
GTX16シリーズの中から選ぶ場合はGTX1660TiでもGeForce GTX1080には及びません。
VRゲームができないというようなスペックではありませんが、これからVR用にノートパソコンを買い替えるのであれば選択肢からは外した方が良さそうです。
メモリは黙って16GB!
いくら他のパーツにこだわっても、メモリが足りないとパソコンはフリーズしてしまいます。
VRゲームの他にはオフィス系ソフトでの作業や動画視聴がメインというユーザーなら16GB積んでおけばほぼほぼ困ることはありません。
ですが、もしも動画配信やゲーム系Youtuberをするというなら32GBまで増やしておきましょう。
動画編集がグッと快適になります。
ストレージはSSDで容量は大きいに越したことはありませんが、ひとまず512GBもあれば一般的な使い方なら足りなくなるということはないでしょう。
OSはWindows10以上であれば問題ありません。
VRゲーム用のノートパソコンのスペックとしてはこれを参考にして選ぶと快適にプレイすることができます。
VRゲーム用ノートパソコンおすすめBEST
mouse G-Tune E5-165
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core i7-11800H |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3060 Laptop GPU |
ストレージ | M.2 SSD 512GB (NVMe対応) |
ディスプレイ | 15.6型 WQHDノングレア (LEDバックライト) リフレッシュレート165Hz |
動作時間 | 約 6.0時間 |
重量 | 約 1.73 kg |
サイズ | 355.5 * 236.7 * 20.6 mm |
VRゲーム用ノートパソコンおすすめ第一位はマウスのG-Tune E5-165です!
第11世代のCore i7にメモリ16GB、GPUにはGeForce RTX 3060とVRゲームも余裕のスペック。
ストレージやメモリはカスタマイズで増やすことも可能なので、自分だけのノートパソコンを手に入れることができます。
TVCMでもおなじみのマウスコンピューターはなんといってもサポートが手厚いので初心者には特におすすめです。
ゲーミングパソコンと言えばマウスのG-tune!というイメージがあるくらいなので、VRゲーム用のノートパソコンとしても安心してオススメできます!
New Dell G15 ゲーミングノートパソコン プラチナ
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home |
CPU | 第11世代 インテル Core i7-11800H |
メモリ | 16GB, 8GBx2, DDR4, 3200MHz |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6 |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ディスプレイ | 15.6 インチ FHD (1920 x 1080) 120Hz 250 nits WVA 非光沢 LED バックライト スリム ベゼル ディスプレイ |
動作時間 | - |
重量 | 約 2.44 kg |
サイズ | 357.26 * 272.83 * 24.9 mm |
VRゲーム用ノートパソコンおすすめ第二位はDELLのG15 ゲーミングノートパソコンです!
こちらはCPUが最新の第11世代Core i7 - 11800Hを搭載したノートパソコンになっています。
第一位のmouse G-Tune E5-165と比較すると、CPUはこちらが上位になっている代わりに、ディスプレイ性能は少し劣っているかなという印象です。
とはいえどちらもゲーミングノートパソコンとしてのトレンドを抑えているので、比較しなければどちらもハイスペックだと言えるでしょう。
また、DELL G15の方は重要が重くサイズも大振りですが、これは冷却性能を高めるためと考えればネガティブな部分というわけでもありません。
15型で据え置きノートパソコンとするのであれば、サイズで優劣をつけるという所でもないですね。
まとめ
今回は「VRゲームが快適なノートパソコンの選び方を徹底解説!」という内容でおすすめのノートパソコンを紹介致しました。
VRゲームやVRコンテンツはこれから益々盛り上がっていくと予想されます。
ぜひこの機会にVRゲームを体験してみてはいかがでしょうか!?