タブレットPCの大本命といえるSurface Pro 8がリリースされました。
2021年最新型のSurface Pro 8はWindows11に第11世代Coreプロセッサを搭載し、前モデルよりも大きくパワーアップされています。
タイプカバー(専用キーボード)をセットしてノートパソコンとして使うことを基本としつつ、タイプカバーを取り外せば高性能なタブレットとして使用することができるのがSurface Proシリーズの特徴です。
タブレットではライバルのiPadが進化してノートパソコンに近い使い方ができるようになってきていますが、やはりビジネスでも使用したいというユーザーにとってはWindowsが搭載されているというのは外せないポイントです。
Surface Pro 8にタイプカバーをセットすればそれは完全なノートパソコン。
office系ソフトはもちろんAdobeのソフトを使って写真や映像の編集作業まで、コンパクトなボディで何でもこなすことが可能です。
Surface Pro 8のスペックをSurface Pro 7と比較
まずはSurface Pro 8のスペックを前モデルのSurface Pro 7と比較してみましょう。
Surface Pro 8 | Surface Pro 7 | |
OS | Windows 11 Home | Windows 10 Home |
CPU | 第11世代 Intel Core i5-1135G7 第11世代 Intel Core i7-1185G7 | 第10世代 Intel Core i3-1005G1 第10世代 Intel Core i5-1035G4 第10世代 Intel Core i7-1065G7 |
メモリ | 8GB、16GB、32GB LPDDR4x RAM | 4GB、8GB、16GB LPDDR4x RAM |
ストレージ | 128GB~1TB | 128GB~1TB |
ディスプレイ | 13インチ PixelSense Flow ディスプレイ 解像度: 2880 × 1920 (267 PPI) 最大 120Hz のリフレッシュ レート 縦横比: 3:2 タッチ: 10 点マルチタッチ GPU インク アクセラレータ Dolby Vision 対応 | 12.3 インチ PixelSense™ ディスプレイ 解像度: 2736 x 1824 (267 PPI) 縦横比: 3:2 タッチ: 10 点マルチタッチ |
ソフトウェア | Xbox アプリ搭載 Xbox Game Pass Ultimate 1か月トライアル Office Home & Business 2021 | Office Home & Business 2019 |
外部端子 | USB 4.0/Thunderbolt4搭載 USB-C x 2 3.5mm ヘッドフォン ジャック Surface Connect ポート x 1 Surface タイプ カバー ポート Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応 | USB-C x 1 USB-A x 1 3.5 mm ヘッドフォン ジャック Surface Connect ポート x 1 Surface タイプ カバーポート microSDXC カード リーダー Surface Dial と互換性ありoff-screen interaction |
カメラ | Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (前面) 5.0MP フロント カメラ (1080p フル HD ビデオ) 10.0 MP オートフォーカス機能付きリア カメラ (1080p HD および 4k ビデオ) | Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (前面) 5.0MP フロント カメラ (1080p フル HD ビデオ) 8.0 MP のオートフォーカス機能付き背面カメラ (1080p Full HD ビデオに対応) |
オーディオ | Dual far-field スタジオ マイク Dolby Atmos オーディオ搭載 2W ステレオ スピーカー | デュアル マイク Dolby Audio 搭載 1.6W ステレオ スピーカー |
ワイヤレス | Wi-Fi 6: 802.11ax 対応 Bluetooth 5.1 | Wi-Fi 6: 802.11ax 互換 Bluetooth 5.0 |
バッテリー駆動時間 | 最大16時間 | 最大10.5時間 |
サイズ | 287mm x 208mm x 9.3mm | 292 mm x 201 mm x 8.5 mm |
重量 | 891g | i3、i5: 775 g i7: 790 g |
このように比較してみると、前モデルからかなり進化しているのがわかります。
Windows11や第11世代のCoreシリーズCPUといったソフト面での進化だけではなく、特にディスプレイ周りの真価が大きいです。
12.3型から13型に少し画面が大きくなり、リフレッシュレートが最大120Hzになっているという部分は注目ですね。
一般的なノートパソコンのディスプレイではリフレッシュレート60Hzとなっていることが多く、120Hzというとゲーミングパソコンやゲーミングディスプレイに採用されている仕様になります。
簡単に言うと2倍滑らかに表現されるということなので、動画の鑑賞やゲームのプレイ時にはその違いを体感することができるでしょう。
また、USB 4.0/Thunderbolt4のUSB-Cが2基搭載されているので、4K外部ディスプレイを接続して最大3画面でのマルチモニタ環境を構築することも可能です。
主にクリエイティブ系の作業をするユーザーにはうれしい機能ですね。
あとはリアカメラが8MPから10MPにスペックアップし、4Kビデオの撮影にも対応しました。
オーディオスピーカーも1.6Wから2Wにパワーアップしているあたり、昨今のリモートワークへの対応を強化しているようにも感じますね。
ディスプレイサイズが大きくなったことで重量も100g程度重くなってしまったのですが、その分バッテリーの駆動時間が大幅に伸びている点は大きなメリットになります。
最大16時間なら、ほぼ一日中バッテリーを気にせずに使用することができますね。
Surface Pro 8の外観をチェック
Surface Pro 8の外観は前モデルからの大きな変更はありません。
「初代からのデザインを継承し続けている」という形ですね。
背面にはマイクロソフトのロゴマークが入っていて、ひとめでSurface Proだとわかるデザインです。
そこで一点注目したいのがディスプレイ部分です。
ディスプレイが大きくなっているにも関わらず外観サイズがほぼ変わらないのは、狭額縁デザインが取り入れられているからですね。
Surface Pro 7とSurface Pro 8を比較してみると、Surface Pro8の方が両サイドのベゼルが狭くなっていて、画面の表示領域が広くなっているのがわかります。
あとは角度を自由に調整できるキックスタンドは従来のとおり。
安価なタブレットPCでは何段階かの固定式だったりして微調整ができないものも多いですが、Surface Pro8は自由に角度を調整することができるのでノートパソコンと同じ感覚で使用できます。
Surface Pro専用のタイプカバー。
これは触れてみるとわかるのですが、本当に触り心地が良いんです。
タッチの感覚も最高で、気持ちよくタイピングすることができます。
またこのモデルからSurfaceスリムペンをキーボードの上部に収納することができるようになりました。
これが何気に便利です。
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Surface Pro 8は買いか!?
Surface Pro 8は前モデルから大きく進化し、ノートパソコンとして見ても十分すぎるほどハイスペックな内容となっています。
ビジネスでもバリバリ使えて、タブレットとしても気軽に持ち出せるまさに万能な一台と言えるでしょう。
スタイリッシュで高性能な2in1ノートパソコンをお探しであれば、新型Surface Pro 8はオススメです!