ポイント
- メタバースってノートPCでもできるの?デスクトップパソコンが必要?
- メタバースが快適なノートPCのスペックが知りたい
- NFTゲームやVRChatができるノートパソコンが欲しい
メタバースは自分の分身となるアバターを操作して、まるで現実世界のような生活をすることができる3Dの仮想空間のことです。仮想空間の中で他のユーザーと一緒にゲームをすることもできますし、ボイスチャットで世界中の人と会話を楽しむこともできます。それだけでなく様々な経済活動(=お金儲け)ができるということで今後非常に注目されているのです。
そんなメタバースですが、3Dの仮想空間ということでPCの要求スペックが高いのではないか?ハイスペックなデスクトップパソコンが必要なのではないか?そのように感じている人も多いようです。
そこで今回はメタバースの仮想空間で快適に生活できるパソコンのスペックや選び方について説明していきます。
メタバースにデスクトップPCは不要!ゲーミングノートPCが最強!
メタバースというと何か特別なもののように感じるかもしれませんが、簡単に言ってしまえば3Dゲームに過ぎません。メタバースという括りの中には人気ゲームタイトルのフォートナイトも入っています。なのでメタバースが快適なPCというのは、3DゲームやVRゲームを快適にプレイできるスペックがあれば良い、ということなのです。
3DゲームやVRゲームは要求スペックが高いので、かつてはデスクトップPCが有利でした。しかし今はCPUやGPUの小型化・高性能化が進んでいるので、ノートPCでもまったく遜色ないゲーム体験ができるようになっています。
逆に言ってしまえば、場所を取る・騒音が出る・配線がたくさんあるなどのデメリットが多いデスクトップPCよりも、コンパクトで静音性が高く、省電力でコンセント1本で済むノートPCが今や主流となっています。eスポーツの大会などを見ていてもノートパソコンが多いですよね。
ただし、ノートPCなら何でも良いというわけではありません。
メタバースの世界を存分に楽しむためには3D描画性能の高さが不可欠となるため、普通のノートPCではなくゲーミングノートPCである必要があります。
メタバースの要求スペックをVR Readyの指標でチェック
メタバースではVRヘッドセットを使用することで3Dの仮想空間を楽しむことができます。このVRヘッドセットを使用するために必要なスペックを、NVIDIAでは「VR Ready」、AMDでは「AMD VR Ready/Radeon VR Ready」という指標で公開しています。
メタバース必要スペック
- CPUはIntel Core i5-4590 または AMD Ryzen 1500以上
- GPUはNVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 480
メタバースを楽しむためにはそれほど高いスペックが要求されるわけではないので、ミドルスペック以上のゲーミングノートPCであれば快適に動作させることができると考えておけば良いでしょう。
ただ、上記はあくまでも必要スペックなので、快適にプレイするためにはもう少し余裕のあるスペックが欲しいところです。4K120Hzの表示が可能なOculusQuest2をフルスペックで使おうとすればCPUではCore i7、GPUではRTX3060以上があれば安心です。
メモリは多くて困ることはないので予算次第ですが、ひとまずの目安としては16GBです。予算に余裕があるのであれば32GBにしておくと良いでしょう。
これらをまとめると目安となるスペックは以下の通りとなります。
CPU | Core i7 |
メモリ | 16GB以上 |
GPU | GeForce RTX3060 |
ストレージ | 1TB |
特別高いスペックを要求されるわけではありませんが、VRゲームを快適に動作させる必要があるのである程度高めのスペックということになりますね。
しかしせっかく3Dの世界に没頭するのであればカクカクしたりフリーズするようなPC環境では楽しむことはできませんから、これくらいのスペックのゲーミングノートPCで思う存分仮想世界を楽しむことをオススメします。
メタバースにはVR対応のゲーミングノートPCがおすすめ!
メタバースを快適に楽しめるVRゲーム対応ゲーミングノートPCは別の記事で詳しく解説しています。
これからメタバースをはじめてみようとお考えなら、ぜひこのページをチェックしてみてくださいね!