今回はとある理由から『予算10万円で最強のノートパソコン』を紹介してみたいと思います。
パソコンを購入する際はある程度の予算を決めますが、ちょっと位の幅は持たせるというのが普通だと思います。
例えば予算10万円と言っていても吟味した結果11万円のパソコンに決めた!なんてことはなんら不思議ではありませんよね。
しかし今回はそういうのは一切ナシ!
10万円を1円たりとも超えてはいけないというルールです。
これから支給される特別定額給付金でパソコンを買い替えたいという人や、資産計上せずに全額経費で落としたいというフリーランスや個人事業主の皆様に参考にして頂ければ幸いです。
予算10万円で狙えるノートパソコンのスペック
予算10万円という価格帯はちょうどミドルクラスのノートパソコンが狙える価格帯になります。
具体的にはCPUであれば最新版のCore i5/i7シリーズ、メモリは8GB、ストレージは256GBのSSDやHDDとのハイブリッド構成が標準的で、あとはバランス次第でメモリをアップグレードしたりエントリークラスのグラフィックボード搭載モデルを選ぶことも可能です。
このクラスだとディスプレイもフルHDのIPS液晶を搭載したモデルが多いので、一般用途はもちろんのこと写真や動画の編集、またはゲームをプレイするという用途まで満たすことができます。
ハイエンドまでは必要ないけどアレもコレもソツなくこなしたいというユーザーにピッタリ!ということですね。
CPUとメモリの選び方
パソコンの基本性能を決めるのは『CPU』『メモリ』『ストレージ』の3点です。
CPUとメモリは作業の快適さに直結します。
特にCPUは後から変更することができないので、購入時点でしっかり吟味しておく必要があります。
とはいえ近年のCPUは非常に性能が高いので、Core iシリーズであればエントリーモデルのi3でもネットや動画といった一般用途なら十分な能力があります。
写真や動画の編集といった処理能力が必要になる作業をする場合であれば、ハイエンドモデルのCore i7を選ぶと良いでしょう。
ストレージの選び方
ストレージというのはパソコンの保存領域の容量のことです。
容量は少な目だけど圧倒的に速いSSD、スピードは劣るけども大容量のHDDという2種類があります。
SSDとHDDを比較した場合、OSやアプリケーションの立ち上げ速度はSSDが圧倒的です。
これに慣れてしまうとHDDはかなり遅いのでストレスを感じてしまうでしょう。
なので基本的にはSSD搭載モデルをオススメします。
容量も256GBあれば一般的な用途であれば容量不足で困るという事はありません。
SSDだけで512GBや1TBのモデルを探すと予算オーバーになってしまうので、大容量が必要な場合はSSDとHDDのハイブリッド構成を選択しましょう。
OSやアプリケーションはSSDにインストールして、ドキュメントや画像などはHDDに保存するように設定すれば、低コストで速度と大容量の両方を手に入れることができます。
画面サイズの選び方
画面サイズは13型~15.6型が一般的です。
持ち歩くなら13型のモバイルノートパソコンを、据え置きで使用するのであれば15.6型のノートパソコンがオススメです。
予算10万円であればディスプレイはフルHDのIPS液晶が標準ですが、あまり小さな画面でフルHDだと文字が小さくて快適とは言い難いです。
もしもモバイルメインで自宅でも使いたいという場合は、13型のモバイルノートPCに外部ディスプレイを接続する『マルチディスプレイ(マルチモニタ)環境』を検討してみると良いでしょう。
グラフィック性能の選び方
第11世代のインテルCoreシリーズは内蔵グラフィックが強化されました。
またAMDのCPUは低価格でありながらグラフィック性能が高いことで評判が高いです。
なので特別な事情がなければ内蔵グラフィックのみで不便を感じることはありません。
しかしPhotoshopやIllustratorを思いっきり使いこなしたいという人や、動画編集もバリバリ行いたいという場合にはグラフィックボードが搭載されたノートパソコンを選ぶとより快適に作業ができます。
また、グラフィックボードが搭載されているノートパソコンであればPCゲームも快適になるので、ゲーミングパソコンとして使用したいというユーザーもグラフィック機能は要チェックです。
予算10万円でオススメのノートパソコン
では早速、予算10万円で購入できる2020年ダントツおすすめのノートパソコンを紹介したいと思います。
mouse B5-R5 [ Windows 11 ]
まずは10万円以下で買える最強のノートパソコンとしてマウスのmouse B5-R5 [ Windows 11 ]をご紹介いたします。
mouse B5-R5はAMDのCPU『Ryzen5 5500U』を搭載したスタンダードノートPCです。
基本的にAMDのCPUはインテルのCore iシリーズよりもコスパが良いことが多いのですが、このモデルに搭載されているもまさに高コスパなCPUとなっています。
Ryzen5 5500Uのベンチマーク性能の目安としては、ライバルである第11世代のインテルCore i5-1135G7の1.5倍(マルチコア)、動画編集などのクリエイティブ作業に関してはRyzen5 5500Uの方がかなり上回っています。
これはRyzen5 5500Uが6コア12スレッドで、Core i7-1165G7が4コア8スレッドであるということが影響しているものと思われます。
その他ストレージにはSSD256GBにメモリは8GBと標準的なスペックで、日常の作業からビジネス、ちょっとしたゲームや動画編集などもこなせる万能マシンです。
HP Pavilion 15-eg v2
HP Pavilion 15-eg v2はCPUに 第11世代 インテル Core i5-1135G7を搭載し、ストレージは512GBのSSDを組み込んだ贅沢な仕様です。
しかもなんとメモリは16GB搭載!
IPSのタッチディスプレイは日常使いにもビジネスにも便利ですね!
HPはキャンペーンに乗ることができればワンクラス上のモデルを安く購入することができるので、購入を検討する際は必ず公式オンラインストアをチェックしましょう!
HP ENVY x360 15-ds0000 パフォーマンスモデル
HPからもうひとつ。
こちらはワンクラス上のENVY x360シリーズのパフォーマンスモデルです。
ワンクラス上のモデルでありながら予算10万円をクリアできた理由は、CPUにAMD Ryzen7 3700Uを搭載しているからです。
AMDシリーズはインテルのCoreシリーズに比べて低価格なCPUですが、スペックは同価格帯のものよりも優れているコスパの良いモデルなのです。
スペックとしては先に紹介したHP Pavilion 15-cs3000パフォーマンスモデルに搭載されているCore i7-1065G7とほぼ同等で、内蔵グラフィックの性能にも大差はありません。
ストレージが512GBのSSDのみの構成となっている点、ディスプレイがタッチ対応となっている点が違いますが、全体の質感としては上位モデルであるこちらの方が上といった印象です。
HP Pavilion Gaming スタンダードプラスモデル
またまたHPから、今度はゲーミングパソコンのPavilion Gamingスタンダードプラスです。
予算10万円という枠で見るとHPのラインナップはスゴイですね!
他メーカーよりもワンクラス以上スペックが上の印象です。
このPavilion Gaming スタンダードプラスモデルも同様に、ゲーミングノートパソコンでありながら予算10万円いギリギリ収まります。
CPUがAMD Ryzen5 3550H、メモリは8GBになっていますが、その代わりにグラフィックボードにNVIDIA GeForce GTX 1650が搭載されていますので、本格的なゲームや動画編集に強いモデルだと言えます。
クリエイティブ系のソフトやゲームを多用するユーザーであればこちらを選ぶと満足度が高いでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「【2022年】予算10万円で最強のノートパソコン選び」というテーマで記事を書いてみました。
経費で購入したいフリーランスにとっては予算10万円の壁は大きなポイントになりますので、今回紹介したノートパソコンはぜひチェックしてみてくださいね!